ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー、ジョニー・デップとアンバー・ハードなど、ハリウッドスターが離婚する場合に、弁護士を間に入れて協議をしているという報道がなされることがあります。
しかし、離婚するときに弁護士が必要となる(弁護士に依頼した方がいい)ケースは、ハリウッドスターの離婚だけではありません。
本来、弁護士に依頼をしなくても、当事者間で離婚の合意をして、離婚届を提出すれば、離婚をすることができます。
そうであるのにもかかわらず、どのような場合に弁護士が必要となるのでしょうか?
基本的には、相手と「もめている場合」には弁護士が必要となります。
例えば、
・離婚をしたいのに、相手が応じてくれない場合
・親権、養育費、財産分与、慰謝料等の離婚の条件で相手と折り合いがつかない場合
・相手との関係悪化のため、そもそも当事者同士の直接交渉自体が難しい場合
があります。
もっとも、相手ともめていない場合であっても、弁護士にご依頼いただいたり、法律相談に来られる場合もあります。
例えば、
・相手と交渉をする時間的負担や精神的負担を軽減したい場合
・離婚後の紛争を予防するため、合意書や公正証書を作成したい場合
・相手から提示された離婚の条件の妥当性がわからない場合
です。
離婚をしたいけれども、弁護士に相談するべきかわからないという方は、ぜひ参考にしてみてください。